グルテンフリー「カレー」の作り方は普通のカレーを基本は同じ。スープカレー、お店のカレーの小麦粉は?

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グルテンフリーカレーって自分で作れるの?

グルテンフリーのカレーはすごく簡単でオススメですよ

グルテンフリーを実践するのは、何か特別で難しいことのように感じてしまうかもしれませんが、簡単に実行できる方法が今の日本にはたくさんあります。

日本人には人気の食べ物「カレー」もその1つです。

今回は簡単にできるグルテンフリーのカレーの作り方をご紹介していきます。

今回の記事でわかること
  • カレーには小麦粉が使われいる
  • 小麦粉を使わないカレーは簡単にできる
  • スープカレー、スパイスカレーもある
目次

カレーには小麦粉が使われている

私たちが普段食べているカレーには小麦粉が使われていることをご存知でしょうか?

自宅でカレーライスを作る場合、多くの人はカレールーを使ってカレーライスを作ることと思います。そのカレールーのパッケージに記載されている原材料表記を見るとこのような表示になっています。

バーモントカレー

上記の写真は「ハウス・バーモントカレー」のパッケージの原材料名の表記部分です。

食用油脂の次に、「小麦粉」と表記されているのがわかります。ジャワカレー、グリコのゴールデンカレーなどの一般的なカレールーは1番目か2番目に「小麦粉」と表記されています。

原材料名の表示は、JAS法の加工食品品質表示基準に基づき、「原材料名」という事項名を記載した上で、使用した原材料を全て重量順 に表示するのが原則となっています。そのため、カレールーは「油脂と小麦粉」が最も多く使われている原材料ということになります。

お店のカレーも?

それではお店で提供されているカレーライスではどうでしょうか?

最も有名なのは「CoCo壱番屋(ココイチ)」のカレーでしょうか?

ココイチ アレルギー情報 (CoCoICHI Allergy Information)を見てみるとすべてのカレーに対して「原材料に小麦粉を使用」となっています。

牛丼チェーン店の「すき家」のカレーも美味しいですよね。すき家のホームページに掲載されている「アレルゲン一覧表」ではカレーライスはこのようになっています。

もちろんしっかりと「小麦」が使われていることがわかります。

なぜ、カレーに小麦粉?

カレーに小麦粉が使われているのはどうしてでしょうか?

それはカレールーにとろみをつけるためです。小麦粉を加熱するとでんぷんがのり状に変化するため、とろみをつけることができるのです。

また、小麦粉はルウを溶けやすくする効果もあります。カレールーを投入した時にダマになってしまうのを防ぐ効果があるので、野菜が煮込まれた沸騰したお湯の中にカレールウを入れると、ルウに含まれる小麦粉のデンプンの働きで、表面だけが熱くなります。

そのため、カレールーのパッケージの「作り方」の欄には「一度火を止めてからルウを入れます。」と記載されています。

小麦粉でカレーにとろみがつく

スープカレーは大丈夫?

では、カレールーがドロっとしていない、とろみのないスープカレーはどうでしょうか?

一般的にスーパーなどで市販されている「ウス スープカリーの匠 濃厚スープ」のパッケージの原材料表記はこのようになっています。

アレルギー物質としては「小麦」が含まれていますが、先ほどのバーモントカレーなど違って、表記の最初に「小麦粉」とはなっていません。

香料(一部に小麦・・・を含む)

表記順としても最後の方、しかも原材料の一部にという記載ですので、先ほどのカレールーとは違って小麦の含有量はかなり少ないと考えられます。しかし、小麦アレルギーの方など小麦に対して敏感な方は注意が必要です。

スープカレーは小麦粉が使われていない可能性が高い

お店のスープカレーは?

それではお店で食べるスープカレーはどうでしょうか?

先ほどご紹介したCoCo壱番屋、すき家といった大手の飲食チェーン店は「アレルゲン情報」を公開していますので、事前にホームページなどでグルテンフリーかどうかを確認することも可能です。

しかし、スープカレー専門店で大きく全国にチェーン展開しているお店はあまり聞きません。私の印象では地域に根付いた独自のスープカレーを提供されているお店が多いように思います。

そういったお店は原材料表記、アレルゲン情報を公開しているお店が少ないのが現状です。

そのため、最も簡単でオススメなのは「お店に直接聞く」方法です。

「カレーには小麦粉は使われていますか?」と直接聞いてみましょう。

自宅でグルテンフリーカレーを作る

小麦粉が使われていない、グルテンフリーのカレーを作るなら最もオススメなのは自宅で作ることです。

自分自身の目で原材料を確認して作れるのでこれほど安心なことはないでしょう。

ただ、お店のような手の込んだ、複雑な味を作ることができませんが「家のカレー」をグルテンフリーカレーでぜひ作ってみてください。

グルテンフリー「カレーライス」

まずは一般的な「カレーライス」からご紹介します。

作り方は普通のカレーライスと同じです。ただ、カレールーをグルテンフリー対応のものに変えます。

小麦粉の代わりに「米粉」が使われています。

スーパーや自然食品店でも売っています、私はよく「KALDI」で買っています。

もちろん、ネットショップなら簡単に買えます。

Amazonで販売されているおすすめのカレールーをご紹介します。

◆コスモ 米粉のカレールー グルテンフリー<110g>

◆オリエンタル 米粉カレールウ

カレーペーストを使う

カレールーと同じように使える「カレーペースト」を使うという方法もあります。

ただし、カレーペーストは商品によっては特徴的な味わいでお子様は苦手な場合もあります。いわゆる普通の「カレーライス」が好きなら先ほどの米粉のカレールーがオススメ。

少し味わい深い大人のカレーを作りたいなら「カレーペースト」もお試しください。

◆カレーの壺スパイシー 

◆コスモ食品 グルテンフリー カレーペースト

ヴィーガングルテンフリーカレー

私の場合はグルテンフリーだけではなく「ヴィーガン」(動物性食品を食べない)も同時に実践していますので、牛・豚・鶏といった動物のエキスが使われていないカレールーを使っています。

最近よく使っているのはこちらのカレールーです。優しい味わいです。

*原材料の一部の小麦が使われていますのでご注意ください。

◆創健社 お米で作った本格カレールゥ

スパイスカレーに挑戦する

最後にご紹介したいのが「スパイスカレー」です。

基本のスパイスカレーは「クミン、コリアンダー、ターメリック、ガラムマサラ」です。いずれもスーパーなどで1本100円〜300円程度で購入が可能です。

炒めた玉ねぎにスパイスを入れて、トマト缶を入れて煮込むだけ。非常に単純ですが味わい深いです。

さらにスパイスを追加するなどして、独自の味わいを作り出せるのがスパイスカレーの魅力。

ただ、スパイスカレーは好みが分かれるところで、特にお子様は辛さがなくてもスパイスの特徴的な味わいを嫌がるかもしれません。

私は好きでよく作るのですが、子供は明らかに嫌がっています・・・

スパイスカレーの作り方

スパイスカレーの基本の作り方は先ほどご紹介した「クミン、コリアンダー、ターメリック、ガラムマサラ」と塩、タマネギ、トマト缶があれば作れます。後は独自のアレンジが楽しい料理です。

「スパイスカレー レシピ」などで検索するとスパイスカレーを家庭で簡単に作れる方法がたくさん出てきますのでぜひ調べてみてください。

オススメなのは簡単にできるものから。基本のスパイス3〜4種類だけを使ったスパイスカレーが手軽にできるので失敗も少なくていいかもしれません。

まとめ

今回はグルテンフリーカレーについて解説をしてきました。

今回の記事でお伝えしたいこと
  • カレーには小麦粉が使われいる
  • 小麦粉を使わないカレーは簡単にできる
  • スープカレー、スパイスカレーもある

グルテンフリーを実践するとなると難しく考えてしまったり、特別な料理を用意しなければ!と思うかもしれませんが、実はスーパーやネットショップで簡単に帰る食材で気軽に作ることが可能です。

普段食べている小麦粉を使った食事をこの機会に「グルテンフリー」に置き換えてみませんか?

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