プロフィール

ヴィーガングルテンフリーを実践中のヒーラー・カウンセラー

ヴィーガングルテンフリーを実践しているヒーラー、カウンセラーのヨネイカンです。

2018年5月中旬から家族で小麦抜き生活を始めました。
いわゆる「グルテンフリー」というライフスタイル、食習慣です。

その後、2020年10月からお肉を一切食べることがなくなりヴィーガンも取り入れるようになりました。
現在はヴィーガンとグルテンフリーの両方を実践する「ヴィーガングルテンフリー」となっています。

このブログを書き始めたのが2018年6月1日。その後の実践からいろいろと得るものもありましたのでブログを通じて皆様にグルテンフリーに関する情報を中心に発信できればと思っています。

私が小麦抜き生活「グルテンフリー」を始めることになったきっかけは2つあります。

  1. 私個人の健康診断結果のあまりの悪さ
  2. 妻が小麦について学んできたこと

この2つの事象がタイミングよく合わさり、小麦抜き生活を始めるきっかけとなりました。結果的に、グルテンフリーを実践、定着化することで1年で人生が大きく変わることとなったのです。

健康診断の結果の悪さに愕然とする

私はこのブログを開始した時点(2018年)では39歳の男性です。
一般男性と比較すると痩せ型のひょろっと男子。
体系的にはメタボとは程遠く、お酒も煙草も嗜まない健康的な食生活を心掛けていると自負していた人間でしたが、健康診断では毎年コレステロール値を指摘され、毎年順調に数値を伸ばし続けてきました。
が、
2018年はストレスが多かったのでしょうか?
2018年4月に受けた健康診断では、前年に比較して悪玉コレステロールの値が急激に上昇
健康診断後の医師の指導では「薬で抑えないといけないレベルですね」と言われるまでになっていました。
お菓子の中でも、特にクリーム、バター系の洋菓子類は控えるようにという指導をいただきました。
さらには、中性脂肪も増加していたのです。
体重、BMI、そして見た目は痩せているのに身体の中身は非常にヤバい状態であることが健康診断の結果で客観的に提示されてしまいました。

小麦粉のお菓子

実は前年も同じような指摘をされていました。
しかし、日常生活の中ではお菓子の習慣を止めることができず、特に仕事に行き詰ったりすると間食として15時のおやつをほぼ毎日のように食べていたことが思い出されます。
特に大好きだったのが菓子パンです。
スナック菓子と菓子パンとチョコレートの掛け持ちのようなこともよくやっていました。
良くないと思いながらも、正直やめることができなかった日々でした。

小麦粉の影響について学んできた結果

私が健康診断を受け、生活改善を指導された週末というタイミングで妻が「小麦粉が身体に与える影響」について学んできました。
グルテンが腸に与える影響
そして、私たちの生活がいかに小麦粉を使った食品に依存しているのか。
そんなことを伝えられました。
普段の私なら「まあ、そういう考え方もあるよね」というくらいで正直、聞き流していたかもしれません。
しかし、その時の私には「健康診断の結果を改善しなければならない」という意識が働いていたこともあり、ものすごいタイミングで「私の生活にはグルテンフリーが必要だ」と思ってしまいました。
そこで、夫婦で夜に話し合った結果、次の日の朝からパン食を中止し、ご飯を中心とした小麦抜き生活を試しに始めることになったのです。

グルテンフリー
小麦粉
日常に浸透する小麦粉

誘惑にかられる日々

最初の数日は、何とでもなります。
小麦粉を食べないとしても、特に不満を感じることはありませんでした。
ところが、3~4日経過すると急激にパンやパスタが食べたくなってくるのです。

今までの食生活パターン

今ではグルテンフリーが完全に定着化していますが、グルテンフリーを始める以前の私の食生活パターンをご紹介します。完全にグルテンと共に過ごす日々でした。

  1. 朝はトースト
  2. 昼はラーメンまたはうどん
  3. 間食に菓子パン
  4. 夜はパスタとバケット

これはもっとも極端な日ですが、今振り返ると一週間に一度以上はあったように思います。

  1. 朝はホットケーキ
  2. 昼はパスタとバゲット
  3. 夜はお好み焼き

というように、3食すべてに小麦粉が使われているというような食生活パターンが日常でした。
夕食がご飯を中心とした小麦粉を使わない日が週に何日かあったのかな?という程度です。

小麦粉を使わない難しさ

このような小麦粉が中心となっていた食生活を完全なグルテンフリーに変えてしまう。というのは当初は非常に難しいように感じました。
その頃に思ったのは

食べるものが無い

実はそんなことは全くないのですが、世の中の食品が小麦粉を使った商品であふれているため、食べるものがない。という錯覚に陥ってしまったのです。
実際、ファミリーレストランやイタリアンのお店、ファーストフード店に行くとグルテンフリー実践者は食べるものが無い。という事態には直面することが多々あります。

しかし、家庭での料理においては「食べるものが無い」ということはあり得ません。

小麦粉に代わる米粉

日本という国には和食という調理法、文化。
そして食材においては「米(コメ)」という非常に優れた食材があることがグルテンフリーを実践するうえでは非常にありがたい存在です。

お米を炊いてご飯として食べるのはもちろんのことですが、ご飯としてのお米のほかに「米粉」というものが小麦粉の代用品として大活躍してくれるのです。
米粉の活用法等は、当ブログの記事の中で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

グルテンフリーを実践して変わったこと

【2019年12月執筆】
グルテンフリーを実践してから1年半以上が経過しました。
グルテンフリーを実践することによって私自身が大きく変わったなと思うのは「本来の自分自身」により近づきやすくなった。本当の自分との対峙がしやすくなったということのように思っています。

もちろん、グルテンフリー以外の取り組みや学びの影響もあるとは思いますが、グルテンフリーを実践することによって身体の根本から変わっていったことにより、私自身の「生きる姿勢」に大きな影響を与えました。

周囲からは変わり者扱い

グルテンフリーは食生活にどうしても偏りがでてしまいます。
特に「外食」ということになれば、食べられるものは非常に限定されます。
外食で人と食事をするときは大変です。
相手の方は気を使って「食べられるもの」を探し、限定されたお店の中から選ばなくてはなりません。

最初の内は珍しがってくれますが、慣れてくると「面倒くさいヤツ」と思われていたのではないかなと思ったりもします。。。

キャラは立つ

その反面といっていいのかは分かりませんが「キャラは立ちます」。
小麦粉を食べない人。
というように、まだまだ実践者が少ない日本ではグルテンフリーを実践しているというだけで、世間的にはキャラ立するのではないでしょうか?

自分を貫き通す

外食をするとき「何食べに行く?何食べたい?」という質問に対して
小麦粉を使っていない料理」と答えることで、自分の意思を相手に伝えることができます。
また、メリットとしては周りの人に告知をすることで「逃げ場所を作らない」という効果があります。

というのは、グルテンフリーを始めたころはどうしても「小麦粉に逃げたく」なってしまうのです。
小麦粉が恋しいというか、
「パンが食べたい!ケーキが食べたい!ピザが食べたい!ラーメンが食べたい!」
という欲求が止まらなくなります。

継続することで自分のものになる

グルテンフリーを実践したことによって学んだことの一つが「継続」することの大切さと重要性です。
ダイエットや筋トレ、日々の学習等でも同じことが言えるとは思うのですが「継続」をすることによって、徐々に自分の中に浸透し、自分と一体化し、自分のものになる。という経験は私にとっては非常に大きな財産です。

グルテンフリーを「継続」することが難しい。つらいなと感じた時もありました。
そんな時、グルテンフリーを貫き通す一つのキッカケとして「周りの人にグルテンフリーって言ったけど、小麦粉を食べてたらカッコつかないよな」
という気持ちが自分の小麦粉に対する欲求をグッと抑えるきっかけにもなっていました。

一体化した自分の意思が強くなる

結果的にグルテンフリーを実践し、継続し、定着化したことによって本来の自分自身により近い場所で、自分と一体化した自分自身の意思を貫き通す強さが出来上がったのです。

そして、1年という期間で私の人生は大きく変わることになりました。

事業の売却と移住

2018年5月からグルテンフリーを実践し始めてから3か月後、当時経営していた会社の事業を統合することとなりました。
後継者にと誘われ、より大きな基盤を作り上げることに魅力を感じた私は統合に応じ事業合併をして他の経営者の下に入ることとなりました。

それから6か月と経たない内に「あんたは経営者に向いてない」とダメを出されて事業提携の解消を提案され同意。
その後、自分自身の事業は譲渡し事業を手放すこととなったのです。

自分の事業から離れたことをきっかけに憧れであった「移住」を決行。
今までとは全く違った環境の三浦半島へと移住することになりました。
それはまさにグルテンフリーを実践してから1年と少し経過した頃の出来事です。

ブレない自分でいられる

私の人生にとっては大きな変化が起こった1年でした。
大学を卒業してから16年続けてきた仕事を辞めることになり、さらに事業者同士の思惑の違い、行き違いもありました。

そんな時に自分自身が本当に向かいたい生き方に対してしっかりと向き合うことができたのはグルテンフリーを実践していたことの影響も大きいように思います。

当時は本当に大変な毎日でした。
周りの多くの人、家族にも助けてもらい、自分の意思として選択をしなければならないことが多々ありましたが、周りに影響を受けて「ブレて」しまうことも多々ありました。
そんなときに最終的には自分の生き方を貫くという方向性を維持できたことは今では本当によかったなと思っています。

新しい生き方への挑戦

まだまだ始まったばかりで、何もできていない自分を責めたりもしてしまいますが、事業を手放し、新しい土地で、新しい生き方を選んだ自分自身をまずは認め、そして新たな生き方への挑戦を楽しみたいと思っています。

その一つとして、わたしが実践することによって人生が大きく変わることとなった「グルテンフリー」というライフスタイルを皆さんにお伝えすることによって、何か一つでも届くものがあれば嬉しく思っています。