このブログではグルテンフリーに関する記事を書いていますが、今回は【ヴィーガングルテンフリー】についてお伝えしたいなと思っています。
わたしが目指しているのは
【ヴィーガングルテンフリー】です
まずは【ヴィーガン】とは何か?ということを理解しておく必要があります。
ヴィーガンとはなに?
最近、よく聞くようになった「ヴィーガン(ビーガン)」とは
動物性由来の食品を食べない食生活のスタイルのことです。
お肉(牛肉、豚肉、鶏肉、その他)やお魚はもちろんのことですが
卵や乳製品、はちみつといった動物性由来の食材を使った食べ物を取り入れないことを主義としています。
私がヴィーガンを始めるキッカケになったのはこちらの本を読んでからです。
非常にわかりやすくヴィーガンについて解説されていますので、ヴィーガンの由来や考え方を知りたという方にはオススメの書籍です。
わたしはこの本を読んで、非常に納得できる部分が多く考え方を一気に変えさせられました。
と言っても、私自身は完全なヴィーガン食に移行できているというわけではなく、できる範囲で実行しているという感じです。
ヴィーガングルテンフリーとの違い
ヴィーガンというのは動物性由来の食品を食べないということですので、
「ヴィーガン」という食生活のスタイルだけで考えた場合、そこに「小麦粉」は含まれてきます。
例えば以下の写真のようなヴィーガンバーガー。

ハンバーグがお肉の代わりに大豆ミートで作られているとしましょう。
具材は全て野菜でできているバーガー。
ハンバーガーのバンズ(パン)には卵やバター・乳製品が使われていない。
ヴィーガンバーガーということであれば、小麦粉が使われている可能性が大いにあります。
考えられるのは
ハンバーグを作る際に成形がキレイにできるように「つなぎ」として小麦粉を使う。
バンズには卵やバターを使っていないが、小麦粉で作られている。
ということであれば、ヴィーガンバーガーですが
ヴィーガングルテンフリーではない。ということになります。
この場合、
下記のような「グルテンフリーパン」(卵・乳製品不使用)のパンを使っているのであれば、
「ヴィーガングルテンフリーのハンバーガー」ということになります。
実際に街中で外食をする際には
ヴィーガンのお店もあれば
グルテンフリーのお店もありますが、
ヴィーガンとグルテンフリーを両立させた「ヴィーガングルテンフリー」の食事を提供されているお店はまだまだ少ないように思います。
基本はグルテンフリー
わたしの場合ということになりますが、
まずは
基本にグルテンフリーがあります。
食事のすべてにおいて何よりも「グルテンフリー」であること、小麦粉を使っていない食品であることを優先します。
その上で、可能であればヴィーガンの食事を取り入れるというようにしています。
ヴィーガンに関していうと
(わたしの場合)
肉類は一切食べないようにしていますので
- 小麦粉を使っていない
- 肉類を使っていない
この2つが
食事をする際の絶対条件として存在しています。
さらに可能であれば、ヴィーガンの残りの食材となる
卵、乳製品、魚を使っていない食品を食べるようにしているという生活です。
例えば、以前の記事でご紹介したこちらのパンケーキ。
記事の中でも書いていますが
パンケーキには「卵」を使っていますので、
グルテンフリーのパンケーキではありますが、ヴィーガンではありません。
グルテンフリーで普通食
先ほどはわたしの事例としてご紹介しましたが
グルテンフリーを実践しているけれども、ヴィーガンではないという方が多いのではないでしょうか。
小麦粉は食べないようにしている(グルテンフリー)けれども、お肉や魚、乳製品などは普通に食べているという食生活です。
グルテンフリーを実践しながら
かつ、
ヴィーガン食を実践している。
「ヴィーガングルテンフリー」であるという方は、わたしの知り合いでも非常に少ないです。
違いをまとめてみると
今回ご紹介した3つの食生活のスタイルをまとめてみると。
動物性由来の食品を食べない
- 肉、魚、卵、乳製品など
- 小麦粉は含まれる(グルテンフリーではない)
小麦粉を使った食品を食べない
- 小麦粉以外は食べる
- ヴィーガンではない
動物性由来の食品と小麦粉を食べない
- 肉、魚、卵、乳製品、小麦粉などを食べない
どちらも無理をしないこと
ヴィーガンであっても、
ヴィーガングルテンフリーであっても
どちらにせよ「無理はしない」で継続することが何よりも大事だと思っています。
食に関することは人によっては非常にストレスを感じたり、感情的になってしまったりすることも多いかもしれません。
大事なのは「継続」することで継続的に効果を出すこと。だと思っています。
一時的に取り入れて「何となく良い感じ」では、身体そのものが変化することできません。
ご自身の性格やそれまでに築かれてきたライフスタイル、食生活のスタイルがあると思います。
無理のない範囲で、ゆっくりと地道に続けていってもらえれるとわたしも嬉しいです。