グルテンフリーをずっとやっていると
何だか気持ちが
嫌になったり
こんなこととしていていいのだろうか?
と、自分に疑問を持ったりしてしまう。
そんなこともありました。
あまりにも当たり前の感覚に
グルテンフリーを3年以上も継続していると
さすがに当たり前の感覚になりすぎてしまって
グルテンフリー以外の選択肢=「小麦粉を使った食品を食べる」
といったことが考えられなくなってしまいます。
普段から食べるもの、買うもの、外食の選択肢は
「小麦粉を使っていないかな?」と考え、調べてから食べることが普通になり
小麦粉を使った食品を見ると
ものによっては気分がなってしまうような感覚になることもあります。
それくらい、
私自身の中では
もう当然の感覚になってしまっているのですが
やはり
ここにたどり着くまでの過程においては
嫌になってしまう気持ちが出ることもありました。
一生、パンを食べないのか
パンが何よりも好きだった以前の私は
3食パンでも大歓迎なくらい
パンばっかり食べていたような印象です。

朝はパンがないと不安になり、
お昼はパスタのお供にパンが欲しくなり、
おやつの時間に菓子パンを食べ、
夜にもパンがあれば食べてしまう。
食パンの美味しい店があればつい並んで買ってしまい。
美味しそうなパン屋さんを見つけると仕事の途中で入ってしまう。
おやつの時間はいつもパン。
そんな、
パン生活を送っていた私が
ある日、突然
小麦粉を絶ってグルテンフリーを始める。
そのギャップはどうしてもストレスを生み出します。
体調の変化が圧倒的優位に
そんな時、
「これから一生、パンを食べることもなく死んでしまうのか」と、考えたりもして
美味しいパンを食べられない人生ってどうなんだろう?
と思ったり。
テレビや雑誌の美味しそうなスイーツ特集を見たときに
「あ〜、食べたいな〜」と思ってみたりもしたものです。
やはり
小麦粉で作られた美味しいものが世の中には溢れています。
ただ、
そんな中でも自分を支えてくれたのは
体調の変化が圧倒的だったということです。
逆に言うと
「小麦粉を使ったものを食べると調子が悪くなりすぎる」という現実でした。
身体がグルテンフリー体質に
グルテンフリーに関しては人によって合う、合わないがあるかもしれません。
グルテンフリーがというよりも
「小麦粉が合わない体質がある」ということです。
私の場合は
大好きだった小麦粉が「実は身体に合っていなかった」ということが
その後、だんだんとわかってきました。
以前の記事でも書きましたが
とにかく、少しであっても小麦粉を使った食品を食べてしまうと
激痛を伴う腹痛に襲われてしまうのです。
そして、
グルテンフリーを継続して、小麦粉を食べない生活が続き
グルテンフリーの体質に馴染むほどに
どんどんと身体が小麦粉を受け付けなくなってしまいました。
気持ちとして受け付けない
身体の変化として分かりやすく小麦粉を受け付けなくなってしまうと
今度は心も小麦粉を拒否し始めます。
テレビや雑誌、コンビニや百貨店でみるパンやケーキに
心が躍らなくなってくるのです。
今までは
「わ〜♪美味しそう✨」
だったのが、
「確かに美味しそうだけど、まあ食べた今ではないかな」
というようになってきて、
さらには
見るだけで、気分が悪くなってきてしまうことも。
習慣からできてくる体質というのはスゴイもので
完全に自分の中に構築されてしまいました。
身体と心で乗り越える
私の場合はというお話でしたが、
グルテンフリーを実践、そして継続するにあたっては
心のブロックを外して継続する意思と
身体の反応を大切にする、意識することがとても大切です。
そして何よりも
グルテンフリーは食事、食べるものに対して意識を向け続ける方法でもあるので、
自然と
「自分を大切にする」ようになっていきます。
私たちの身体は食べるものによって作られています。
身体への負担を減らし
さらに前進することができる力となる食事を摂るために
グルテンフリーはオススメの方法です。