小麦抜き生活

グルテンフリーを無理なく継続するには

グルテンフリーで最も難しいのは

やはり

継続。

かなと思う。

これはグルテンフリーに限らず、自分がやりたい、成し遂げたいと思っていることを達成するには

「継続」というのは必須要件ではあるものの、

これがまた難しい。

意識を保ち続ける

結論になってしまうかもしれないが、

「継続」をするために最も重要なのは

「意識」をしっかりと保ち続けることだろう。

といっても、

これは簡単なことではない。

人の意識は簡単にズレてしまう。

特に

自分自身が楽な方へ、緩い方へ、気持ちの良い方へ

簡単に意識を持っていかれてしまう。

グルテンフリーであれば、

美味しそうなパン、スイーツ、ラーメン、パスタ、お好み焼き

グルテンフリーを邪魔する魅力的な♪食品は世の中に山ほどある。

溢れかえらんばかりに存在している。

それらを否定するのは勇気がいるし、

誘惑に負けてしまう自分を抑え込むのはストレスもある。

悪い意味で、

「今日は自分を甘やかしても良いか〜」という日が「継続」すると

グルテンフリーはどこへやら・・・

継続ができなくなってしまう。

一度、気持ちが離れると

「継続」において最も困難なのは

気持ちが離れてしまった後のリカバリー。

何でもそうだが、スタートするときは勢いがある。

グルテンフリーのことが気になり出した、

グルテンフリーのことを調べてみよう!

何だか、良さそうな感じがするから始めてみよう。

始めてみたけど、、

効果があるのかな?このやり方で良いのかな?

そんな疑問が出始めた時は

だんだんと気持ちが離れ始めるサインかもしれない。

一度気持ちが離れてしまうと、

グルテンフリーを始めた頃のような勢いやパワーを復活することが難しくなる。

私の経験では、、、

一時期ランニングにハマって毎朝のように走っていました。

雨が降った日は、走れないのでなんだか落ち着かない。

というくらいに。

ところが、

梅雨の時期に体調を崩してしまい休養を兼ねて走るのをやめた後

再度、走り始めることができなくなってしまったのです。

走っているのが当たり前だった頃のような気力が自分の中に湧き起こってこない。

自分にとって本当にランニングが必要なのか?続けることに意味があるのか?

そんなことを考える良いキッカケにはなったものの

一度、中断をした後は「ランニングをやってみよう!」と走り始めた頃の気持ちが戻ってこず、結果的には再開にとても時間がかかっている。

本当に納得したから

私がグルテンフリーを始め、そして継続することができたのは

自分の中で「グルテンフリーに対する納得感」が非常に高かったから。

自分で納得して、

グルテンフリーを実践することは

自分の人生にとってプラスしかない。

と心から思えたことで、

私は愚直にグルテンフリーを継続することができた。

グルテンフリーに限らず、

何かを継続して、自分のものにしたいと思うのであれば

達成したい「何かに対する納得感」も重要なポイントかもしれない。

ここで注意したいのは

すべてが完璧にわかる

というのは当然ながら違う。

すべてを学び、理解し、自分のものとして納得する。ということではなく

自分の中に

達成している自分が

腑に落ちる

という感覚を得られることが大切。

グルテンフリーを公言する

グルテンフリーの継続には周りの理解や協力がとても重要になってくる。

そこで取り入れておきたいのが

グルテンフリーを公言する

ということ。

やることは簡単。

「わたし、グルテンフリーやってます」

と、周りの人に言う。ただ、それだけ。

しかし、

人によっては非常にハードルが高く、難しく感じるかもしれない。

あなたの本気度がここでわかる。

グルテンフリーを周りに言うのは勇気がいるかもしれない。

言ったものの

  • もし、途中でやめたくなったどうしよう
  • パンが食べたくなっても食べられないかも
  • 失敗したときに恥ずかしい思いをしたくない

といったように、いろんな思いが出てくるかもしれない。

ある意味では公言することは「自分にプレッシャーをかける」と言うことにもなる。

失敗しても、

うまくいかなくても、

たまには小麦粉を食べても

いいじゃないか。と思ってみよう。

周りに

「わたしはグルテンフリーをやっています」

といえば、自然とみんが協力してくれる。

例えば、ランチに行くときはグルテンフリーに対応したお店を一緒に探してくれるかもしれない。

差し入れのお菓子は小麦粉を使っていないものを選んでくれるかもしれない。

グルテンフリーを実践しているあなたに

「グルテンフリーってどうなの?効果あるの?」と聞いてくるかもしれない。

当たり前の感覚に

グルテンフリーを継続するには

グルテンフリーを実践することが「当たり前」の感覚にになった時、

ご自身のものになっていると言える。

無意識にグルテンフリーの食べ物しか食べていない。

という状況。

最初の内は意識的に選ばないと

簡単に目の前に小麦粉を使った食品がやってくる。

世の中の食べ物は小麦粉だらけなのだから。

意識して避けるようにしないとグルテンフリーの実践は難しい。

グルテンフリーのゴールは「当たり前」。

普通の感覚でグルテンフリーを選べるようになる。

私も最初の頃はある種の恐怖があった。

「このまま一生、美味しいパンやケーキを食べずに死ぬのか。」と。

でも今では、

死ぬ前に食べたいものに小麦粉を使った食品が思い浮かぶことは無くなった。