前回の記事ではグルテンフリーを実践することによって感情的な落ち着きや感情をうまくコントロールできるようになる。
といった、感情に対するポジティブな効果や反応を書きました。
感情を上手くコントロールすることができれば
人生のいろんな場面で優位です。
大切な決断の場面で感情的に「エイや!」と決めてしまうこともなくなり、
感情が勝手に反応することで人間関係が上手くいかない。ということも減少するかもしれません。
様々な場面で感情のコントロールは効果が高いです。
今回はグルテンフリーを実践することによって得られた私の体験として
食への関心が高まった。
ということについて書いていきたいと思います。
原材料表記が気になる
グルテンフリーを実践するにあたって自然と気になってくるのが原材料表記です。
購入する食品にどのような原材料が使われているのかを確認することができます。
グルテンフリーの場合は
原材料に「小麦粉」が使われていないかを確認する際に必要です。
自分の思い込みで「これは小麦粉を使っていないだろう」と思って購入し、自宅で改めて原材料表記を見てみると「小麦粉」が使われていた。
ということも起こり得ます。
例えば、私の思い込みとしてあったのは
カレー
グルテンフリーを始めた当初はカレーに小麦粉を使っていることを知りませんでした。
原材料の表記は使用量が多いものの順に表記されています。
一般的なカレールーであれば
食用油脂(牛脂豚脂混合油、パーム油)、小麦粉・・・
というように、小麦粉がトップ表記になっていることが多いです。
カレールーで小麦粉を使っていないものは少なく、「小麦粉不使用(グルテンフリー対応)」といった表記をされているものでないとグルテンフリーに対応できるカレールーはありません。
例えばこんなものがあります。
グルテンフリーのカレールーの多くは小麦粉の代わりに「米粉」を使って作られています。
グルテンフリーのカレールーを探すなら「米粉」をキーワードにして探すのがオススメです。
カレールーを実例として出しましたが、
グルテンフリーを実践するにあたっては自然と「原材料表記」に目がいき、事前に確認することがクセのようになってきました。
それまでも原材料表記を見ることはあったものの「ちょっと見る」程度の認識で、そこまで気になっていなかったのです。
小麦粉以外の原材料も気になってくる
原材料表記を気にし始めると
当然ながら
自然と小麦粉以外の表記も気になり始めます。
どのような原材料を使って食品が作られているのか?
結果的には
その食品を購入し、食べるということは
使われている原材料の全てが体内に入るということですので、
原材料表記を見ずに購入し、食べているということは
身体に入るものに対して、今までいかに気を使っていなかったのか。
ということに改めて気付かされました。
原材料表記に対して意識が向き始め、
素人知識でありながらも関心を向けることによって
食への関心が一気に高まります。
例えば「ドレッシング」。
商品にもよりますが、使われている材料は意外とシンプルです。
食材、調味料の割合は分かりませんが、使われている材料を見ることによって「自分で作ってみる」ということもできます。
同じ味にすることはできなくても、ある程度まで近づけることができます
また、自分で作ることによって
自分自身で材料を選び、調理し、ブレンドしているので
安心感が違います。
原材料を意識を向けることによって、
どんな材料を使って、どのように作られているのか?
興味、関心、疑問を持つことで
自分の体内にどのような食材が入ってきているのかを知ることに繋がります。
身体の内側に意識を向ける
身体の外側である
- ファッション、着ている服
- 髪型
- 肌の調子
- 化粧
- 話し方
- 表情
- 姿勢
- 体臭
などなど
自分の身体の外側、
人から見える部分に関心を持っている人は多いでしょう。
私も「どう見られているのか?」というのは気になってしまいます。
でも、
自分の内側に与えている影響についてはどうでしょうか?
先ほど、羅列した「身体の外側」の根本要因は
身体の内側が影響しています。
例えば、
体型、化粧のノリ、肌の質、体臭などは
食べるもの、運動に大きく影響を受けています。
表情や話し方は自分自身の精神状態、心の状態が大きな影響を与えます。
これらは
自分の内側に入ってくるものが大きな影響を与えています。
呼吸、食べ物、情報は
自分の身体の内側に大きな影響を与えているのはご承知のことでしょう。
ところが、
多くの人は
外側は気になって仕方がないのに
内側に与える影響には無関心であったり、興味を強く持とうとしない傾向にあります。
身体の内側に与える影響について考えるのは多くの場合
「身体機能に支障をきたした時」です。
健康診断で指摘を受けた、大きな病気になった、生活習慣病の改善が必要になった。
そのような段階で初めて関心を向けるという人も多いでしょう。
悪くなる前に変えていく
悪くなったら
その時に考え、なんとかする。
もしくは「薬でなんとかしてもらう」という考え方ではなく、
悪くならないように
できることに対してしっかりと意識を向けていく。
という、未然に病気を防ぐという考え方です。
当たり前のことですが、、、、
グルテンフリーを実行し、継続したからといって病気にならないわけではありません。
病気になる可能性が「ゼロ」になるわけでは当然ありませんが、
何よりも自分の身体の内側に影響を与えているものに常に関心を持ち、
ご自身の心身の状態に意識を向け続けるということが
大切だと考えています。
グルテンフリーに限ったことではなく、
普段ご自身の身体の内側に対して
どのような影響を与え、
どのように付き合っているのか?
考える習慣を身につけてみることをオススメします。