小麦抜き生活

ヴィーガン(ビーガン)とグルテンフリーの違い

ヴィーガングルテンフリー

今回はヴィーガン(ビーガン)とグルテンフリーについて書いていきたいと思います。

ヴィーガンとグルテンフリーの違いは何か?ということです。

それぞれの意味を理解していれば、目的が明確に違うので間違うことはないのですが、改めて解説をしていきましょう。

私の場合は、

完全なグルテンフリーの実践者で

現在はヴィーガン食を目指して、

食事の一部をヴィーガンに変えていき、

ヴィーガン食の割合を増やしているという感じです。

上記の記事でも書いていますが、

グルテンフリーを実践していく中で

最近はビーガンにも移行しているというタイプです。

グルテンフリーとは?

グルテンフリーは小麦粉を食材に使うことによってできる「グルテン」を摂取しない食事を継続することで、身体への負担を減らし健康を維持するための方法です。

ということで、簡単に言えば

「小麦粉を使った食品を食べない食生活」ということになります。

小麦粉を使った食品を食べることが無ければ、当然ながらグルテンを摂取しないということになりますので、基本的には「小麦粉」が使われているかどうかを気にしながら食事をする、料理をする、食材を選ぶ。ということになります。

私個人が感じている効果としては

  • お腹の調子が良くなる
  • 便秘、下痢になりにくい
  • 精神的に安定する
  • イライラしたり、怒ったりが減る
  • 花粉症などのアレルギー症状が軽減
  • 身体が軽く感じる

あくまで、個人的な見解ですのでご了承ください。

以前の記事にも書きましたが、

グルテンフリーの実践が安定して継続できるようになってきたときに「ヴィーガン(ビーガン)」という食生活があることを知りました。

ヴィーガンとは?

ヴィーガン(ビーガン)は

「完全菜食主義者」とも訳されていますが

肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を食べない人のことを言います。

ベジタリアンと同じように感じるかもしれませんが

ヴィーガン=ベジタリアン という認識ではなく、

ベジタリアンの一種と考えるのが良いと思います。

ヴィーガンのことを理解するならこちらの本がオススメです。

完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2020/4/23

ヴィーガンに関して、私自身が誤解していたことや

ヴィーガンの本質的な目的についての理解が進みます。

また、上記の本を元にした解説動画として中田さんの講義動画はわかりやすくてオススメです。

中田さん自身もヴィーガンを実践されているということで、自分がいいと思ったものを取り入れて、実践し、継続できるというのは素晴らしいなと感じました。

ヴィーガンとグルテンフリーの違い

ヴィーガンは肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を食べない人のことですので野菜類、海藻類を食べているということになります。

ということは、この中には基本的には小麦粉も含まれている。ということになります。

ですので、ヴィーガンというカテゴリの中で限定すれば

パン、麺類、カレー、などなど小麦粉を使った料理は食べるということになります。

しかし実際には

例えば、

パンであれば、卵・乳製品を使われていることが多いでしょう。

卵・乳製品を使っていないパンも最近ではみるようになって来ました。

麺類であれば

「ラーメン」は鶏がらスープ、豚骨スープ、魚介類のスープが使われており、ヴィーガンのラーメンとなると一般的に店舗で食べるのは非常に難しいと思われます。

パスタ、うどん、そばであれば、可能かもしれませんが、鰹出汁を使っていない「うどん・そば」というのは出会うのが難しいでしょう。

ヴィーガングルテンフリー

さらに外食のハードルをあげてしまうのが

私が実践している「ヴィーガングルテンフリー」です。

ヴィーガンの食材、食事で

かつ、小麦粉を使っていない食事。ということになります。

一般的な外食の店舗では難しく

ヴィーガン対応の食事を提供してくれるお店で

かつ、小麦粉を使っていないグルテンフリー対応の食事を選ぶ。ということになります。

最近ではヴィーガン対応のお店も増え始め、

特に都市部ではGoogleMapで「ヴィーガン」と検索すれば数軒のお店が出てくるようになっています。

この「ヴィーガングルテンフリー」は

私の数年前の食生活からは考えられないような変化です。

以前の私は

毎日のようにパンを食べ、

ランチはパスタ、ラーメン、うどん、牛丼などの丼ものや唐揚げなどの定食。

そして夜は肉か魚を使った料理。

というように

小麦粉と肉・魚は毎日欠かさずに食べていました。

それが今では

小麦粉と肉は一切食べません。

魚はたまに食べます。

卵はまだまだ止めれません・・・

乳製品は豆乳かオーツミルクに変わりました。

というように

食生活は大きく変化。

同時に

体型も変わり、

自分自身にかかっていた負荷も緩くなり

心身ともに軽くなったような印象です。

ヴィーガングルテンフリーという選択

日本人の一般的な現代の食生活からすると

グルテンフリーを継続するだけでもかなり難しいと感じるかもしれませんが

さらにヴィーガンとなると

もっと難しく、ハードルが高いように感じるかもしれません。

それは何よりも

「自分自身を押さえ付けている」と感じるからかもしれません。

しかし、実際には

日本人の江戸時代以前の食生活は基本的にはヴィーガングルテンフリーだったと言われています。

特に豚肉・鶏肉・牛肉は明治時代以降に一般化が広がり始める食生活です。

ヴィーガングルテンフリーの実践は

実は日本人が本来的に数千年にわたって続けてきた食生活のスタイルに戻るだけなのかもしれません。