アメリカのグルテンフリーは進んでいるよ。
という話しをアメリカ在住の友人からは聞いていましたので、アメリカに出発する前は期待が膨らんでいました。
日本では、グルテンフリーに対応してくれるお店は非常に限られています。
ヴィーガンやグルテンフリーを掲げているお店か、外資系のホテルに限定されていて実数でいくとかなりすくないのではないでしょうか。
米国のイメージはハンバーガーとコーラ
とっても単純かもしれませんが、私の中でのアメリカの食に対するイメージは「ハンバーガーとコーラ」という固定観念がありました。
実際にはバス停でこのような広告を見ました。

小麦粉と使ったクレープ生地のようなものでまいたラップサンドでしょうか。
写真からは、野菜と鶏のむね肉が使われていてヘルシーな印象を受けます。
こちらはホテルの売店で売られていたテイクアウトの食事です。

奥には甘そうな炭酸飲料が見えますが、メインで売られているテイクアウトメニューは非常にヘルシーなチキンシーザーサラダでした。
サラダのお店が多いワシントンD.C.
ハンバーガーとコーラのイメージの米国でしたが、実際に行ってみるとサラダのお店や野菜を多く使ったバーガーのお店など、とにかくヘルシー志向、ヘルシーを売りにしたようなお店が多いように思いました。
もちろん、マクドナルドやスターバックス等の米国を代表する飲食店もたくさんあるのですが、ワシントンD.C.のダウンタウンで人の出入りが多いように思ったのは、サラダの専門店のようなお店ばかりでした。

こちらはランチに利用したサラダのお店。
ワシントンD.C.は物価が高く、サラダのテイクアウトでも1,000円以上します。

大きなボールのような入れ物に選んだメニューのサラダを作ってくれます。
イメージ的にはパンの無いサブウェイのような感じです。
どんどんと野菜を入れていき、最後にドレッシングをかけていいかの確認をして、お会計です。
ちなみに、このお店では現金(Cash)は使えません。

アメリカではこのように「現金、お断り」というお店も増えているそうです。
グルテンフリー対応メニュー
こちらは、ホテルの近くのカフェバーのようなお店のメニューです。
お酒とサラダやサンドウィッチ等を楽しませてくれるお店でした。

サンドウィッチが「プラス50セント」を支払うことで、グルテンフリーに対応してくれる表示されています。
サンドウィッチはグルテンフリーを始めてからは久しく食べることが無かったので、迷うことなくグルテンフリー希望のサンドウィッチをオーダーしました。
残念ながら、お腹が減っていたので食べることに夢中で写真を撮ることを忘れていたのですが、パン生地もグルテンフリー生地にありがちな「ぱさぱさ感」もなく、違和感なく美味しくいただくことができました。
アメリカのグルテンフリー対応メニューのレベルの高さを感じさせられます。
外食に困らないワシントンD.C.
日本で日常生活を送っていると、グルテンフリーで特に困るのは外食です。
選択肢が非常に限られ、「食べるところが無い」という状況にも陥ってしまいます。
その点、アメリカでは安心してお店に入ることができ、店員さんも当たり前のようにグルテンフリーに対応してくれているような印象でした。
私自身はやはり日本人なのか、グルテンフリーに対応してくれているとはいえ「日本の米」が恋しくなってしまいます。