グルテンフリーを実践するにあたって
「これにもグルテン(小麦粉)入っているの?」と意外な盲点となるのが
「カレー、シチュー」といった食べ物です。
カレー、ハヤシライス、シチューといった食べ物は多くの場合、原材料に小麦粉が使われています。
私もグルテンフリーを実践するまでは小麦粉が使われていることを知りませんでした。
市販のカレールーの原材料表記をみると多くのカレールーは一番目の表記に「小麦粉」と記載されています。

上記はエスビー食品さんのゴールデンカレーのパッケージです。
原材料表記では一番最初に小麦粉とあり、アレルギー表示にも当然ながら「小麦」と記載されています。
街中のカレー屋さんも小麦粉使用
市販のカレールーは小麦粉が使われていることが多いですが、当然ながら街中のカレー屋さんでも同じように小麦粉が使われています。
例えばカレーといえばの「CoCo壱」のカレーは全てのカレーに小麦粉が使われています。
最近では特定原材料(7品目)を使用していないカレーというのが発売されていますので、グルテンフリー実践者がCoCo壱でカレーを食べるならこのようなカレーになってしまいます。

最近ではグルテンフリー対応のカレー屋さんも
最近ではグルテンフリーのカレー屋さんも出てきました。
例えば、私がよく利用しているのが神奈川県鎌倉市にある「勝沼亭」さんのカレーです。
こちらのお店のカレーは全商品がグルテンフリーのカレーで、さらにヴィーガン対応のカレーメニューもあるので私には非常にありがたい存在です。
他にも「スパシスカレー」系統のカレーや
「サラッとしたカレー」のお店は小麦粉を使っていないグルテンフリーのカレーを提供されている場合が多いです。
グルテンフリーを実践されるならお店で注文をする前に「小麦粉は入っていますか?」と聞いた方がいいかもしれません。
ただ、最近では小麦粉を使っていないカレーを提供しているお店では「グルテンフリーカレー」というように小麦粉を使っていないことを看板などでアピールしている場合も多いです。
自宅で作るグルテンフリーカレー
自宅でグルテンフリーカレーを作るのは簡単です。
私は現在、2つの方法でカレーを作っています。
1つ目は日本の家庭ではスタンダードな欧風カレーです。
いわゆる一般的なカレーライスは小麦粉を使っていないカレールーを使うことで簡単に作れます。
私が使っているのは下記のようなカレールーです。
このような「米粉」のカレールーを使用することでグルテンフリーカレーを簡単に作ることが可能です。
一般的な家庭の「カレーライス」と変わらないものができますので、子供にもウケがいいのがこのカレールーの特徴ではないでしょうか。
簡単にできる本格スパイスカレー
より安い予算で、、、
手軽で簡単にグルテンフリーカレーができるのが「スパイスカレー」です。
私はテレビの番組で偶然見た「印度カリー子さん」のレシピを基本にしています。
テレビでの露出も多いのでご存知の方も多いかもしれません。
ターメリック、クミン、コリアンダーの3種類のスパイス
スパイスはたったこれだけで作ってしまうという、非常にわかりやすいレシピでスパイスカレーを紹介している方です。
上記のスパイスと塩、ニンニク、生姜、トマト、玉ねぎが基本ですので当然ながら小麦粉が使われていないグルテンフリーカレーになります。
本格スパイスカレーといっても、レシピ通りに作るとそんなに辛くはありません。
ですのでお子様でも食べられるようなカレーになりますが、
スパイスの刺激が苦手だったり
いわゆる日本で一般的に認知されている「カレーライス」を好む方には向いていません。
グルテンフリーカレーを楽しもう
今回は、私が実際に作っているグルテンフリーカレーの2つの方法をご紹介させてもらいました。
どちらも簡単で
手軽に作れるグルテンフリーカレーですので、
ぜひ、試してもらえればなと思います。
そして、
外食でカレーを食べようと思ったら
意外とカレーには小麦粉が使われているということを知っておくといいかもしれません。
特にグルテンフリーの実践を継続していると
気づかない内に小麦粉を摂取してしまうことで体調を崩したり、腹痛を起こす可能性もありますので注意が必要です。