グルテンフリーに興味を持って、始めようと思った時。
やはり気になるのはグルテンフリーの効果が出始めるまでの期間ではないでしょうか?
グルテンフリーを実践して、どれくらいの期間継続したら「いつから効果」がでるの?
というのは気になるところかもしれません。
今回はグルテンフリーの効果について私の感じていることを書いていきます。
グルテンフリーの効果とは何か?
今回のテーマで最も難しいのは
グルテンフリーの「何を効果とするのか?」ということです。
グルテンフリーを実践することで「身体の調子が良くなった。身体が軽くなった」というような声があります。実際、私自身も同じような効果を感じています。他にも
- 便秘・下痢の解消
- 腸内環境の改善
- 肌荒れ、ニキビなどの肌トラブルの改善
- 花粉症等のアレルギー症状の改善
- 倦怠感、疲労感などの何となくの疲れが改善
といったような効果があると言われていますが、当然ながらこれらの効果には個人差があります。
私が最も早くグルテンフリーの効果を感じたのは
便秘・下痢の解消でした。
グルテンフリーを始めるまでの私は便秘になることが多くありました。
また便秘が続いた後に体調を崩して下痢になり、お腹の中に溜まったものが一気に出るというように非常に極端な状態が年に数回起こっていました。
当然ながら、私自身が望むような身体の状態ではありませんでしたが自分でもどうしたらいいのか分からずに過ごしていたような状況です。
そんな身体の状態で偶然に知った「グルテンフリー」を実践することで最初に感じた変化、効果が便秘・下痢の改善でした。
現時点では3年間グルテンフリーを継続していますが、今では便秘になることはほとんどなくなりました。体調を崩して下痢になることもありますが以前と比べると激減しています。
花粉症の時期に効果を感じる
花粉症に対する効果に対しては以前の記事にも書きましたのでぜひ参考にしてみてください。
私がグルテンフリーを始めたのは5月でした。
花粉症に関してはその翌年の2〜4月の花粉の時期に
「あれ、いつもと違うな」とグルテンフリーの効果を感じました。
ですので、半年以上のグルテンフリーを継続した後に花粉症に対するグルテンフリーの効果を効果を感じたということになります。
今でも、花粉症が完全に治ったとは言い難く、花粉症の改善が見られたという程度です。
私の今の状況としては、花粉症の時期に薬を使うことはなくなりました。耳鼻咽喉科に行くこともなくなり、花粉症の時期を過ごすことができるというのは大きな変化であり、効果です。
グルテンフリーに何を求めるのか?
グルテンフリーの効果ということを考えたときに重要なのは、あなたがグルテンフリーに対してどのような効果を求めているのか?ということだと思います。
例えば、
私のように便通や何となくの怠さの改善ということであれば数週間の継続で効果がでる可能性は高いです。
また一方で人によって、また求める効果によっては
なかなかグルテンフリーの効果を実感し難いということもあるでしょう。
その中でも特に「何となく、良さそうだからグルテンフリーを始めてみよう」という方は注意が必要です。
私の実践経験からはグルテンフリーを継続すれば、その継続によって何らかの効果を得られることでしょう。
しかし、ご自身の認識として「何となく」ということになると、得られる結果に対しても「何となく」になってしまいます。
実際に効果が出ている、変化が起こっているとしても「何となく」なので、せっかくグルテンフリーを継続してもその効果や結果を受け取らずに「諦めてしまう」という可能性は非常に高いです。
もし、これからグルテンフリーを始めようということであれば「グルテンフリーに何を求めているのか?」ということを明確にした上で始められるのがおすすめです。
グルテンフリーの目的があることによって、継続する際の後押しにもなりますし、諦めたくなる気持ちをコントロールすることもしやすくなります。
グルテンフリーは万能ではない
どのような健康法であったとしても同じようなことが言えるかもしれませんが、
グルテンフリーは決して万能な健康法であるとは言えません。
よく言われているのはグルテンフリーを取り入れることによって「栄養の偏り」が生じてしまい、栄養バランスが崩れてしまうということです。
他にも、人によって様々なデメリットをグルテンフリーには感じるかもしれません。
そういった、グルテンフリーによるデメリットと
グルテンフリーによって得られる効果を含めたメリットを考えた上で、
ご自身にとってグルテンフリーはメリットが大きいなと感じ取ることができるのであればグルテンフリーはオススメです。
グルテンフリーで重要なのは「継続」です。
小麦粉を使った食品を完全に食べないグルテンフリーであっても、
毎日の小麦粉摂取量を少しだけ減らすグルテンフリーであったとしても、
継続することによってしかグルテンフリーの効果や成果を得ることができません。
楽しんで実践することが大切
グルテンフリーの継続が苦痛で、ストレスになるのではなく
ご自身が楽しんで実践できることが何よりも大切です。
グルテンフリーの実践は何も難しいことはありません。
シンプルに毎日の食生活から「小麦粉を抜く」ということです。
楽しみながら、成果を得て、結果を受け取る。
無理のない継続を大事にしていきたいものです。