私個人の完全な主観ですが、
グルテンフリー生活を11ヶ月続けた効果の一つが「花粉症が治った」というものです。
正確には治ったというよりも、グルテンフリーを続けることで花粉症の症状がかなり改善された。という方がより正確かもしれません。
イメージ的には、グルテンフリーを始める昨年までの花粉症の症状を100とすると、
グルテンフリーを開始してから今年に入っての花粉症の症状は10~20といった印象。
少し症状は残っていますが、昨年までとは全く異なる状況になりました。
10ヶ月目で訪れた変化
グルテンフリー生活を続けてきましたが、実際には絶対的に「コレ!」といえるような変化を感じ取ることはありませんでした。
グルテンフリーを通して、なんとなくの効果として実感しているのは、
- 身体の調子がいい
- 身体が軽くなった
- 便通が良くなった
- 肌の調子が良い
- 感情的になりにくい
- 相手からの影響を受けにくい
- 物事をシンプルに捉えられる。
といった感覚的なことが中心で、自分自身の内面をどう捉えるか?というような変化の感じ方がほとんどでした。
しかし、より外側の変化として大きな変化をとらえることができたのは10ヶ月目頃に現れた「花粉症」の影響です。
テレビのニュース番組、天気予報では「本日の花粉予報は『非常に多い』です」といった日であっても、花粉の影響をほとんど受けなくなっている自分の状態に気付いたのです。

ほぼ花粉症の症状が治まった
昨年までのわたしの花粉症の症状は
- 鼻水が止まらない
- くしゃみが止まらない
- 目のかゆみが治まらない
- 頭痛がする
結果的には、耳鼻咽喉科や眼科で花粉症の症状を抑える薬をもらい、継続的に飲み続けないと上記の症状が治まらない。という状態が続いていました。
花粉症の症状を抑える薬だけではなく、花うがいや花粉を入れない工夫等いろいろとトライはしてみましたが、根本的な解決にはいたらず花粉症対策は薬に依存しているような状況でした。
ところが、今年に入ってからは上記のような症状がほとんど起こっていない。という状態が続いています。
2月頃から花粉の飛散に関する情報が出てき始めたとは思うのですが、花粉の飛散量に関係なく、花粉症の症状はほとんどでなくなりました。
朝方や少し肌寒い時には鼻水やくしゃみが出ることはありますが、ティッシュが手放せない、花粉症の薬がないと日常生活に支障をきたすということは無くなっています。

結果的には安く済む
グルテンフリーの生活を続けようと思うと、小麦粉が使えない分だけ食費にかかる費用が高くなってしまいがちです。
特にグルテンフリーを始めることで、自然と食べるモノへの関心が高まり、より身体にとって良いものを取り入れようとするようになります。
そのため、オーガニックな食品の購入などが続くことで、食費にかかる費用は高くなってしまいがちです。
しかし、今回の花粉症のように、今までアレルギーで反応していたものが無くなったことで医療費等がかからなくなりました。
また、今までの記事でも書いてきましたが、小麦粉が食べられないことで「外食」ができなくなります。
外食で食べられるお店の選択肢がかなり減ってしまうので、結果的には外食よりも家で食べる方が確実ということになります。
グルテンフリーによって自宅での食費は高くなってしまう可能性が高いですが、外食費や医療費といった家計全体の費用から考えると「結果的には安く済む」という可能性が高くなります。
薬に依存しない症状改善
私にとって今回の花粉症の症状改善で嬉しかったのは「薬に依存しないで症状が改善した」ということです。
今まではどうしても、花粉症の症状が出てきた際の対処法はなるべく早く耳鼻咽喉科に行って、薬を処方してもらって毎日欠かさずに飲む。ということだけでした。
もしくは、薬を飲まないことで症状が出てきても我慢する。ことで、花粉症の症状に対する耐性を作る。というようなことをやっていましたが、実際にはただの「我慢」でしかなく、症状の改善にはいたりませんでした。
グルテンフリーを続けることで花粉症の症状に効果があったのは、わたしの個人的な見解ですでの、すべての花粉症の方に有効かどうかはわかりません。
しかし、グルテンフリー自体は非常に簡単に実行できる手段、方法ではありますので、花粉症対策の一つの選択肢として試してみはいかがでしたでしょうか?