アメリカへの旅行で最も気に入ったのが、日常生活の中にオーガニック食品が浸透していることでした。
コンビニエンスストアのような役割を果たしているドラッグストアやスーパーマーケットでは、オーガニックと表示された商品が多数並んでいたのが、日本には無い光景のように思います。
また、将来的に日本もこのような傾向性が取り入れられていくのかなと感じたりもしました。
グルテンフリー対応してくれる飲食店
前回の記事にも書いたように訪れたワシントンD.C.の飲食店はグルテンフリー対応をしてくれるお店やグルテンフリー表記をしているメニューを置いているお店が多々ありました。
そのため、グルテンフリーを実践しているものであっても非常に外食がしやすい環境にあったと思います。
特に私のような短期滞在者にとっては、外食が多くなってしまいがちですのでグルテンフリーの選択肢が非常に多かったことはありがたかったです。
今回は、飲食店ではなく街中の小売店の事情をレポートします。
包装が限りなく少ない
オーガニックというよりも、地球環境に優しい「エコ(eco)」という観点から気づいたことを書いていきましょう。
宿泊先の近くのスーパーマーケット「ホールフーズマーケット」のお肉コーナーです。

ベーコンやソーセージがキレイに並べられて売られています。
日本では袋売りが当たり前ですが、こういう売り方もあるんだなと思いました。
物価が高いと言われているワシントンD.C.ですので、ソーセージもお高めです。
他にも野菜は1個からの小売りで販売されていて、袋に入れずに山盛りの野菜の山から必要な量だけを取っていくという方式でした。
必ず聞かれる「バッグいる?」
ドラッグストアやスーパーマーケット、テイクアウトの飲食店など、どんなお店に行っても必ず聞かれたのが
「バッグいりますか?」という質問でした。
いわゆる、持ち帰り用のポリ袋や紙袋ことでテイクアウトの飲食店であっても聞かれました。
街中では、サラダの入ったテイクアウトの皿をそのまま持ち歩いているビジネスマンも多く見かけます。(もちろん、蓋はされています)
エコバッグ等は持たずに手ぶらで行っても聞かれます。
とても、手に持っては帰れないボリュームの買い物をしても聞かれます。
まるでこの質問を聞くように義務付けられているかのように聞かれますが、アメリカ人の良いと思うところは、この質問に無理が無く、フランクな印象を受けるところ。
バッグはいる?
いるならバッグに入れるし、いらないならそのまま持って帰って。
という、フラットな「どっちでもいいよ」という印象を受けさせてくれるので、バッグが必要なわたしも気兼ねなくもらうことができました。
この質問が日常生活の中にあるのは非常に良いなと思います。
オーガニック商品が日常にある
一緒にいた友人も言っていましたが、
「アメリカはオーガニック商品が普通にある」ということが印象的です。
ムリなく、置いてあるという感じでしょうか。
必要な人がいて、売れるから、置いているという印象を受けました。

ドリンク類のコーナーには「オーガニック」表記のジュースがたくさんあります。
選ぶのに迷ってしまうほど、たくさんの種類を置いていました。
ミネラルウォーターの種類も豊富です。
ただ、物価が高いワシントンD.C.だからなのかジュースもお高めです。
他の地域には行っていないので分かりませんが、写真の大きな瓶では1,000円近くします。
オシャレな調味料
日本にもあったら良いのにと思ったのがこちらの商品。

こういうの見ると無性に揃えたくなってしまいます。
デザインが好みで、キッチンに揃っていたら料理のイメージも膨らんでいきそうな感じがしました。
ショウガのパウダー、スパイスのブレンド、ハーブ等日本では手に入らなそうなものもあって、見ているだけで楽しくなります。
他にも、お菓子類でもオーガニックのチップス、グミ等、オーガニック食品が多数取り揃えられているのがアメリカの小売りでの発見でした。
グルテンフリー表記のお菓子
うちの子が気に入って食べていたのがオーガニックのグミでした。

素直な子供の舌も喜ばせたこちらのグミは、普通に美味しいです。
グミなので当然ながらグルテンフリーですが、「gluten free」という表記がしっかりとされています。もしかすると子供向けのお菓子なので、余計にこういった表記が重要なのかもしれません。
楽しくなるオーガニックグルテンフリー
アメリカでの滞在で思ったのは、外食も買い物もグルテンフリー実践者には楽しくなる商品がたくさんあるということでした。
日本では、グルテンフリーの商品を店を渡り歩いて何とか探し出す。という感じです。
しかしアメリカでは日常生活の中にグルテンフリー、オーガニックといった言葉が浸透していますので、違和感無く受け入れられているような印象でした。